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PCBコネクタ

温度計測回路を基板上でコンパクトに構成したい場面では、センサー素子そのものだけでなく、配線の取り回しや接続部の安定性も重要になります。とくに熱電対やRTDの信号は、接続方式の違いが保守性や実装性に影響しやすく、装置設計の初期段階から適切な部材を選ぶことが大切です。

PCBコネクタは、温度センサーをプリント基板へ接続するための実装部品として、計測基板、制御機器、試験装置、組込みシステムなどで使われます。基板直付けに対応することで、配線の省スペース化、組立性の向上、交換やメンテナンスのしやすさに役立つのが特徴です。

基板実装向け温度センサー用コネクタのイメージ

基板実装で求められる接続の考え方

温度センサー用のコネクタは、単に信号をつなぐだけでなく、測定点から制御・記録回路までを安定して結ぶためのインターフェースとして機能します。基板実装タイプでは、装置内部の限られたスペースでも配線しやすく、配線ミスの低減や組立工程の標準化にもつながります。

とくに小型化が求められる電子機器や温度監視ユニットでは、表面実装かスルーホールに近い基板取り付けか、さらに垂直実装か水平実装かによって設計自由度が変わります。実装方向や占有面積を確認しながら選定することで、後工程での干渉や作業性の問題を抑えやすくなります。

このカテゴリで扱う主な構成と特長

本カテゴリでは、OMEGAの基板取り付け型・SMT基板実装型の温度センサー用コネクタを中心に掲載しています。メーカーを確認したい場合は、OMEGAの製品一覧もあわせてご覧いただけます。

掲載製品には、SMT基板実装型の OMEGA PCC-SMD-20、PCC-SMD-500、PCC-SMD-1000 のような小型コネクタと、基板へ直接取り付ける PCC-SMP 系のようなバリエーションがあります。いずれもUタイプのミニチュア熱電対コネクタをベースにしており、実装方法やパック数量の違いから、試作から量産まで幅広い用途で比較しやすい構成です。

選定時に確認したいポイント

PCBコネクタを選ぶ際は、まず実装方式を確認するのが基本です。基板の面積を抑えたい場合はSMTタイプが候補になりやすく、機械的な保持や既存レイアウトとの整合を重視する場合は、基板へ直接取り付ける構造が適することがあります。

次に確認したいのが、垂直マウントか水平配置かという点です。たとえば OMEGA PCC-SMP-V-U-100 や PCC-SMP-V-UCB-100 は縦方向の実装レイアウトに向き、装置の高さ方向に余裕がある構成で使いやすい一方、横方向の配線取り回しを優先する場合は closed-end 仕様の PCC-SMP-UCB-100-CE などが比較対象になります。

そのほか、動作温度範囲、ピン数、接続形状、必要数量も見落とせません。試作評価では少量パック、継続生産ではまとまった数量のパックを選ぶことで、調達や在庫の管理もしやすくなります。

SMTタイプと基板取り付け型の使い分け

SMT基板実装型は、実装の自動化や小型化を重視する設計と相性がよく、温度計測回路を高密度にまとめたい用途で検討しやすい選択肢です。OMEGA PCC-SMD-20、PCC-SMD-500、PCC-SMD-1000 は、同一系統の仕様でパックサイズが異なるため、開発段階や購買単位に応じて選び分けしやすくなっています。

一方で、PCC-SMP 系のような基板取り付け型は、挿抜性や物理的な扱いやすさを重視する装置に向いています。Vertical Mount、Closed-End、Transistor Retainer Clip といった構成差があるため、センサー接続部の向き、周辺部品との干渉、保持方法などを踏まえて選ぶのが実務的です。

周辺構成との組み合わせも重要

温度センサー用の接続系は、PCBコネクタ単体で完結するとは限りません。装置前面での接続性を重視する場合はパネルマウントコネクタ、複数回線を整理して扱いたい場合はマルチピンコネクタ、ピン、ソケットも比較対象になります。

また、制御盤や盤内配線の整理を優先する構成では、DINレールコネクタジャックパネルとの役割分担を考えると、システム全体の保守性が高まります。基板内、盤内、パネル面のどこで着脱性を持たせるかを整理すると、必要なカテゴリが見えやすくなります。

代表的な製品例

たとえば、コンパクトな表面実装を重視する場合は OMEGA PCC-SMD-20 から検討しやすく、量産前提で同系統をまとめて導入したい場合は PCC-SMD-500 や PCC-SMD-1000 が候補になります。いずれも小型サイズで、基板上のスペース効率を意識した構成に向いています。

より機械的な接続性や実装方向の選択肢を重視する場合は、PCC-SMP-V-UCB-50、PCC-SMP-V-UCB-100、PCC-SMP-UCB-50-CE、PCC-SMP-UCB-100-R などが比較しやすい製品です。Vertical Mount、Closed-End、Retainer Clip といった違いは、温度センサーをどのように装置へ組み込むかによって評価ポイントが変わります。

導入前によく確認される点

熱電対用とRTD用は同じように選べますか

接続カテゴリとして近い部分はありますが、実際には使用するセンサー種類、コネクタ形状、回路側の仕様を合わせて確認する必要があります。本カテゴリでは、製品名に熱電対およびRTDコネクタの記載があるものの、個別製品ごとの接続形式や用途確認が重要です。

少量試作と量産で選び方は変わりますか

変わります。仕様が同じ系統でもパックサイズが異なる製品があるため、試作では少量パック、量産では必要数量に合ったパックを選ぶことで、過不足のない調達につながります。

まとめ

基板上で温度信号を扱う場合、コネクタ選定は配線の都合だけでなく、実装性、保守性、装置全体の構成にも関わります。PCBコネクタを比較する際は、SMTか基板取り付け型か、垂直か水平か、必要数量や接続方式は何かを整理すると、候補を絞り込みやすくなります。

本カテゴリでは、OMEGAのUタイプ対応製品を中心に、基板実装に適した温度センサー用コネクタを確認できます。装置構成や周辺カテゴリとのつながりも踏まえながら、用途に合った接続部品を選定してみてください。

























































































































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